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【第22回】やさしい雨 松崎克俊 コラム『豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい』



『豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい』。まさか「豚」の文字からはじまるタイトルのマンガがあったとは…!
タイトルだけ見ると「なんじゃこりゃ!?」ですよね。「転生」の部分は異世界転生ものなのでしょう、「好き」と入ってるって事は恋愛要素が多めなのでしょう、ただいかんせん「豚公爵」のインパクトが強すぎてですね!
で、表紙を見ると太った体型っぽい男の子が描かれていて、おそらくこのキャラの事だろうなぁ~とは思いつつも、いや女の子のキャラの方が前面に出てるけど!?タイトルになってるのにこの扱い!?大丈夫!?
と、第一印象の興味の惹かれ方としてはなかなかのもんでしたね!

 
『豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい

 
主人公の男の子がある朝起きると、自分がアニメの世界に、しかも可愛い女の子が沢山出てくるアニメの世界に転生してしまっていたのです!でも、自分が転生したのはモテモテ主人公ではなく、嫌われ者の通称「豚公爵」スロウ・デニングだったのです!という、異世界転生ものの中でもいわゆる「悪役令嬢」系ですね。悪役令嬢って何?って人は過去のコラムも読むと良いよ!
その中でもこのマンガならではのオリジナリティがあるなぁ~と思ったのは
■悪役令嬢ものだけど、それが男性である
■しかもモテそうな見た目ではない
■豚公爵はアニメ内では嫌われ者だが、アニメ視聴者からは愛されたキャラだった
 という点!

異世界転生ものって、読んでる側の「自分もこんな世界に行ってこんなキャラになってこんな活躍がしてみたい」をいかに引き出せるかが1つのポイントだと思ってるんですね。
その点では、確かに「豚公爵」ってキャラはインパクトは強いですがとてもじゃないけど「こんなキャラになりたい!」からは外れた、好感度が低いキャラではあります。
ですが、「実は魔法の才能もあるしその力で実は好きな娘を陰ながら守ってたし嫌われ者を演じてるのも理由がありずっと孤独だった、それをアニメの視聴者は知ってるから愛されてる」というキャラにする事によって好感度は爆上がり!
加えて、ただ自分が転生したからには報われない結末にさせない!自分で道を切り開く!という「人生に抗ってる」感も魅力的に感じる要素の一つ!
何なら見た目がイケメンじゃないからこその感情移入のしやすさ(読者にイケメンがいないの前提みたいな書き方になっちゃいましたけど)がプラスにはたらく逆転現象!
このマンガ内の豚公爵は、僕にとっての憧れ・希望なんです!
 
マンガにおいて、確かに女性キャラ達やサブキャラ達の魅力はもちろん大事です。が、それ以上に主人公に魅力がないと途端に読む気が失せてしまいます。このマンガは、誰よりも主人公の豚公爵に愛着が湧くように描かれています。少なくとも、僕はそうでした。
ぶひぶひ言いながらブレずに新しい人生を切り開いていくこの豚公爵がいるなら、今後どんな展開になっても面白く読めるだろうなぁ~!楽しみ!
 
   松崎ココが好きっ!


語尾に「ぶひ」を付けてて本当に豚なんじゃないかと思わせてくれる豚公爵と、礼を言われただけでビックリする従者シャーロット。普段の行いがね…


友達ができた事を一々報告する豚公爵。ハードルが低い!


それを信じない従者シャーロット。ハードルが高い!


シャーロット自作の痩せ薬。ビジュアルのインパクトがエグいっすね
松崎克俊Profile
1983年9月2日生まれ/福岡県出身/お笑いコンビ・やさしい雨として活動中/太田プロダクション所属
アニメ・ゲーム・漫画が大好き。二次元女性キャラクターしか愛せないという名言もあり。

やさしい雨単独ライブ
復讐の動物園

日時:2019年1月27日(日)
①13:30開場/14:00開演
②17:30開場/18:00開演
アフタートーク 19:45開場/20:00開演
 
会場:新宿バティオス
東京都新宿区歌舞伎町2-45-4
 
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