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【第3回】機動戦士ガンダムTHE ORIGINの巻


機動戦士ガンダムTHE ORIGINの巻
 前回「交響詩篇エウレカセブン」の続きを書くと宣言していましたが、この前、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦」が劇場公開。DVDやブルーレイも、11月には発売されるということで、今回は予定を変更して「ORIGIN」の最新作についてあれこれ語ります。
 見終わって最初に思ったのは、相変わらず絵がキレイだということ。あと、TVシリーズや劇場三部作の「機動戦士ガンダム」とは違う、安彦さんのガンダムなんだなとも感じましたね。
 
 1979年から80年代にかけて放送されたり、劇場公開されたものを何度も何度も繰り返し見ていた自分にとっては、人物の描き方に若干の違和感がありました。
 自分にとって、カイさんは、不良とかヤンチャしている人を少し離れた位置から見ている、という感じのキャラクターでした。ところが、今回の作品では不良グループのリーダーとなっている。
 ドズルも、もっと男らしくて、ゴリゴリの軍人と思ったのですが、今回の作品を見ると、意外とポップな感じでした。そういったシーンに触れるたびに「安彦さんは、こう描きたかったんだな」と。
 黒い三連星のオルテガもポップな感じで描かれていたので、安彦さんは巨漢の男をポップに描く傾向にあるのかな、なんて思いつつ、安彦さんの解釈のガンダムを楽しみました。
 
 細かいところで興味深かったのは、セイラがテキサスコロニーで暴徒に襲撃されるシーン。襲撃が終わって上を見たときのお互いの反応。
 セイラは遠くに見えた赤いモビルスーツを見て、何かを感じていたのに、テキサスコロニーの内部を外から見ていたシャアは、何かを感じることができなかった。このシャアの感じる力の弱さが、後のストーリーに影響しているんだなと。
 
 人物のことについてあれこれ言いましたけど、全体的には、テレビシリーズのときからの声優さんと、新しい声優さんのバランスも良くて、作品の時間も長くもなく短くもなく、ちょうどいい。冒頭では、前回までのダイジェストをやって、物語に入りやすく、とてもいい作品でした。セイラがキレた時に一瞬見せた、シャアとそっくりな表情も印象的でした。この後の「ORIGIN」にも期待が持てますね。
 次回は、今度こそ「エウレカ」のテレビシリーズについて、あれこれ語ります。


今作のカイさんは、不良グループのリーダー的存在。
 

空の片隅に赤いモビルスーツを見つけ(感じ)、思わずセイラは走り出すが…。
 

テキサスコロニーの外側で、シャアは何を想うのか…。
 
土田晃之Profile
1972年9月1日生まれ/埼玉県出身/ピンでタレント活動中/太田プロダクション所属
ガンダム・サッカー・家電など多方面に興味あり。

「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN Ⅴ 激突 ルウム会戦」
【Blu-ray】
【Blu-ray Collector's Edition】
【DVD】
 


映画『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN Ⅴ 激突 ルウム会戦』



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