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【第12回】「TIGER & BUNNY」の巻①


「TIGER & BUNNY」の巻①

 今回見たのは「TIGER & BUNNY」。全25話のうち、前半の13話までを見ました。

 この作品は、再放送が始まる時に、うちの長男に勧められて見ました。見る前は、アメリカンなテイストな絵柄やキャラクターだったので、自分には合わない作品だと思ったのですが、長男から「サンライズが作ったアニメだよ」と言われて、「とりあえず見てみるか」といった感じで見始めたのを覚えています。

 結果は、どハマりでした。

 で、今回の連載であれこれ語る前に、久しぶりに作品を見直したのですが、やっぱり面白い。
 なんといっても、設定がすごいですよね。正義のヒーローが悪をやっつけるだけという単純な構造ではなく、ヒーローの活躍を中継するテレビ番組や、ヒーローをバックアップするスポンサーの存在があって、それぞれに事情を抱えている。そんな新しい切り口もあるのに、物語の軸は、ベテランの先輩と、新入りの後輩がコンビを組み、衝突しながらもコンビとして成長していくというもの。僕が子供の頃に見ていた「噂の刑事トミーとマツ」のような、王道の展開。しかも、先輩である虎徹は、熱い人間でお節介な性格。絵も、キャラクターもアメリカンな感じなのに、ストーリーは日本っぽい、浪花節的な展開。

 虎徹とバーナビー以外のヒーローたちも、「キングオブヒーロー」と呼ばれているけど天然キャラな男や、歌手にさせてくれるという条件でヒーローになった女の子、学生時代は落ちこぼれでヒーローになんてなれないと思っていた青年などなど、キャラが立っている。メカニックの斎藤さんも強烈なキャラですね。

 NEXTと呼ばれる、特殊能力を持つ人間がいる世界で、その力を使ってヒーローとなる者や、犯罪に手を染める者がいること。テレビ番組なので「見せ場」を作らなければいけない事情から、CMが終わるまでの間、敵に攻撃をするなとスタッフに指示されるヒーロー。パーティーの席でスポンサーを接待するヒーロー……設定だけで、面白い要素があふれています。

 ヒーローたちのコスチュームに「PEPSI NEX」とか「牛角」といった、実在する企業や商品名のロゴが入っているので、作品を紹介するとき、この部分がクローズアップされることが多いですが、ポップなアメリカンテイストの見た目と王道の展開を融合など、アニメとしてチャレンジしている部分がいろいろあるので、そのあたりももっと評価されていい作品だと思います。

 13話の終わりで、バーナビーが「虎徹さん」と言ったところはベタなんですが、グッときました!

 次回は「
TIGER & BUNNY」の後半。最終話までについてあれこれもの申します。



「TIGER & BUNNY」
公式サイト:
http://www.tigerandbunny.net/index.html
ⓒBNP/T&B PARTNERS

 
土田晃之Profile
1972年9月1日生まれ/埼玉県出身/ピンでタレント活動中/太田プロダクション所属
ガンダム・サッカー・家電など多方面に興味あり。
 
「TIGER & BUNNY」
Blu-ray BOX 好評発売中
   
 
 












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