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【第13回】「TIGER & BUNNY」の巻②


「TIGER & BUNNY」の巻②

 今回は「TIGER & BUNNY」の後半。第14話〜最終話までを見ました。

 後半も、相変わらずの、「浪花節」のような、僕の大好きな展開。12話分なので、本編だけで4時間以上あるボリュームでしたが「面白いなぁ」と思って見ているうちに、最後まで見てしまいました。

 ヒーローや、ヒーローをサポートする企業関係者、テレビ局のスタッフ、虎徹の家族など、たくさんのキャラクターが登場するのに、それぞれのキャラクターが立っているのがすばらしい。斎藤さんは相変わらずいい感じだし、ベンさんもいい味出していましたね。マーベリックさんの正体や、虎徹の娘の楓ちゃんの活躍もよかった。

 前半から、それぞれのヒーローのキャラを立たせる回が入っていましたが、後半のブルーローズとスカイハイを立たせる回も楽しく見ることができました。スカイハイの回では、後に登場するアンドロイドのネタをしっかりと振っていたり、バーナビーの記憶の話をそれとなく触れていて「上手だな」と思いました。

 すべてが終わった後の、最終回のエピローグも、能力が落ちた虎徹が2部リーグで活躍する姿が登場したり、ブルーローズが「バツイチ男を落とす方法」という本を手にするシーンが出てきたりと満足な展開。シメでバーナビーが登場して、ホッコリとした終わり方をすると思ったら、最後の最後でウロボロスのマークが登場する意味深な終わり方。前半を見たときに触れましたが、ホント、もっと評価されてもいい作品。深夜アニメを見る世代だけでなく、ゴールデンタイムに放送して、幅広い世代に見てもらいたいなと思いました。

 「楓ちゃんがマーベリックに触れば、記憶が戻るんじゃないの?」という素朴な疑問はありましたが、ベタだけど新しい、アメリカンだけど日本的なアニメでした。

 これだけ面白い作品を見ると、続編を期待する人が多いでしょう。僕も早く続編が見たいと思っている1人ですが、「虎徹の能力が徐々に落ちていく」という設定があるので、ウロボロスの組織と虎徹をはじめとするヒーローたちの戦いを考えるのは大変そうですね。ただ、これだけ上手なストーリーを考えた方々なので、期待しています!

 次回は、映画「ベイマックス」を見て、あれこれ語ります。



「TIGER & BUNNY」
公式サイト:
https://www.tigerandbunny.net/
ⓒBNP/T&B PARTNERS

 
土田晃之Profile
1972年9月1日生まれ/埼玉県出身/ピンでタレント活動中/太田プロダクション所属
ガンダム・サッカー・家電など多方面に興味あり。
 
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