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いか文庫のマンガ通への道  第16回



~いか文庫の2人[店主]と[バイトちゃん]による、おすすめマンガの往復書簡~
 
いか文庫のマンガ通への道 第16回
『つくも神ポンポン』

店主!突然ですが、いろんなお店の前にあるマスコット人形って、ついつい触りたくなっちゃいませんか?どんなマスコット人形かって?薬局の前のサ○ちゃん人形や、ケーキ屋さんの前のペ○ちゃん人形とか…そういうマスコットを想像してもらえたら。今回は、そんなマスコット人形が登場する漫画、『つくも神ポンポン』を紹介します。

物語の舞台は手芸店。お店を営むのは若社長、愛称“坊ちゃん(ぼっちゃん)”です。
坊ちゃんの手芸店の前には、毛糸メーカーの女の子のマスコット「ポンポン」がずーっと昔から置いてあったんです。坊ちゃんが子供の頃からずーっと。でも、その毛糸メーカーがあるとき倒産することになってしまって。倒産するということは、その毛糸メーカーのマスコット人形であるポンポンをお店の前に飾っておくわけにいかず、坊ちゃんは自分の部屋にポンポンを移動させるんです。ところが、夜があけると、ポンポンが突然動き出し、しゃべり出し…。

ここから先は、ぜひ漫画でお楽しみください!ちょっと頼りない坊ちゃんと、天真爛漫なポンポン。ふたりの生活にクスッと笑ったり、ポンポンの可愛さに胸がキューっとなったり。店主にもこの気持ちを味わってほしいなぁと思っています!

店主はご実家がスポーツ屋さんなので、もしかしてマスコット人形とか置いてありますか?私は義理の実家が薬局なので、家の前にサ○コちゃん人形が置いてあるし、薬品メーカーのカエルやウサギのマスコット人形が、棚にずらーっと飾ってある部屋もありますよ。初めて行ったとき、「ここは中野ブロードウェイか!」と感動したほどです。商売をやっている家庭で育った店主には、なにか共感する部分があるんじゃないかな?と思ったのも、この漫画をオススメしたかった理由の一つです。ぜひ読んで、感想を聞かせてください!
お手紙もらって、さっそく読んだよ!ポンポン、明るいし良い子だよねぇ!対して坊ちゃんは、いつも眠そうでダラダラしてるから「大丈夫なのかしら…」って思いながら読み始めました。でも、ポンポンに洋服を買ってあげたり、ご飯を食べるときに手伝ってあげたり、回を追うごとにちょっとずつ、ポンポンのお兄さんかお父さんのように見えてきて、ホッとしてるところ(笑)。そうそう、坊ちゃんが恋心を寄せている女の子も、私と同じように思い始めてるんじゃ…?なんてシーンもあったりして、恋物語としても楽しめる漫画だなって嬉しくなりました。
 
あと何話目かに、「チャーミングシール」っていうのが出てきたじゃない?聞き覚えがあるぞと思って調べてみたら、私も小学生の時に集めてたシールだったの!思わず「懐かし〜!」って声が出ちゃった。私世代の人はみんなそう思うんじゃないかな。そんな、ちょっとノスタルジックな風景だったり、モノが出てくるところもツボでした。次の回はどんなものごとが出てくるかね?更新が待ち遠しいです!
 
でね、ご質問のマスコット人形の話なんだけど。たしかに、私の実家のスポーツ屋にもあったよ!スポーツブランドや商品、キャンペーンなんかのキャラクターが、ぬいぐるみになって置かれているのが多かった気がするんだけど、唯一具体的に頭に浮かんだのが「水着を着ているクマのぬいぐるみ」。たしか水泳ブランドのキャラクターだったと思う。私自身が水泳を習っていた時期だった上に、テディベアにはまっていたこともあって、キャンペーンが終わったと同時に店から貰ってきて一緒に寝てたりしたな…ってことを、ついさっき思い出しました。喋ったり動いたりはしないけど、まさにあの子は私にとってのポンポンだったなぁ。
 
じんわり心があたたかくなって、自分の思い出も呼び起こしてくれる『つくも神ポンポン』。物語の舞台は夏だけど、今のこのちょっと寒くなりかけている季節にぴったりな気がするよね。おすすめありがとうー!


ポンポンを預かることになった坊ちゃんは、とりあえず自分の部屋に置くことに…。

坊ちゃんに服を選んでもらいたいポンポン。かわいい。
 

いか文庫 Profile
お店も商店も持たない「エア本屋」。本屋さんと組んでフェアを展開するなど、本に関わる分野で活動する【店主】と【バイトちゃん】2人組。このコラムは、2人の薦め合いで構成。
















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