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【第39回】やさしい雨松崎克俊コラム『ひとりぼっちの○○生活』

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【第39回】やさしい雨松崎克俊コラム『ひとりぼっちの○○生活』

#特集/注目記事2019/05/29

アニメも好評放送中の『ひとりぼっちの○○生活』！作者はこちらもアニメ化された『三ツ星カラーズ』のカツヲ先生！
カツヲ先生のマンガという事はどういう事か！？
それは、女の子がカワイイという事！
そして、温かく優しい世界だという事なのです！

『ひとりぼっちの○○生活』

それでは、登場人物のご紹介を何人か。

一里ぼっち（ひとり・ぼっち）…一人ぼっちの子です。
砂尾なこ（すなお・なこ）…素直な子です。
本庄アル（ほんしょう・ある）…本性がある子です。
ソトカ・ラキター…外（外国）から来た子です。

分かりやすい！分かりやすすぎる！！
年を重ねるにつれ、読むマンガが増えるにつれキャラクターの名前が覚えられなくなってきた自分にとっては、こういうのでいいんだよこういうので！って言いたくなる分かりやすさ！
しかも、アルの本性って何…？めっちゃ腹黒いとか…？と思ってたら、中学なのに間違えてランドセルと背負ってきてしまったりといった「残念さ」が本性！なにそれ優しい世界！

そんな中学校の1年1組のクラスメイト全員と友達にならなければいけなくなってしまった、極度の人見知りのぼっち！
入学してすぐのクラスメイトへの自己紹介で吐いてしまったぼっち！
それでも友達を作っていくという大活躍をする彼女は、同じく人見知りで友達も少なかった自分の、希望の星なのです！
ぼっちの日常生活は、自分の身にも覚えのある事ばかり！例えば

■前に歩いてるご近所さんに認知されて話しかけられたらと思うと追い越せない
■信号待ちで二人きりになる事に耐えられない
■用意してきた会話しかできず、想定外の返しが来ると頭が真っ白になる
■友達になったきっかけは全部向こうから声かけてくれたから

…何か具体例挙げてたら自分もヘコんできましたね…

そんな人見知りの彼女だからこそ！人と接する時は真摯に向き合うし、人の悩みや弱さにも寄り添えるし、人の背中を押せるんです。思いやりの塊なんです！
その彼女を慕って、次第に友達は増え、輪が広がり、彼女を中心にしてクラスが一つになっていくのを見てると、もううわーーーダメーーー泣くーーー！ってなります。っていうか泣きました。結構。
ぼっちに友達ができる→ぼっち気絶する→松崎泣く
の謎のコンボの出来上がりです。

アニメから『ひとりぼっちの○○生活』を知った方も、マンガではその温かみは変わらず、マンガだからこそ細かな動きを補完するように想像させるし、アルの歌はメロディーが完全に頭に入ってる状態で読んでみるのとかオススメなので、是非読んでもらいたいですね！
一クラス全員と友達になる、そんな一見不可能そうな事も、ぼっちならやってくれそうな気がします！
自分も学生時代、もっと友達作ろうと頑張っていればぼっちみたいに笑えてたのかな…と反省してしまいますが、それだけこのマンガに出てくる皆が良い子だって事なのです。羨ましいぞ、二次元！
これからもこの世界が、彼女達にとって笑顔でいられる世界でありますように…！

松崎ココが好きっ！