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【第42回】やさしい雨 松崎克俊 コラム『ねぇねぇ。あのね、』



大丈夫!柚木涼太先生のマンガだよ!というわけで『ねぇねぇ。あのね、』でございます。
分かる方にはこの説明だけで雰囲気が伝わる気もしますが、一応ざっと説明を。
「主人公・人見俊輔が住んでるアパートは、風呂付き、トイレ付き、家具付き、そして少女(幼女)付きのアパートだったのです!」
というお話。
俊輔(27歳)は一緒に住む事になった心彩(みいろ)ちゃん(9歳)のお世話をしたり、お世話されたり、風邪の看病をしたり、デートしたり、一緒にお風呂に入ったり、裸で抱きつかれたり…と、3巻のカバー折り返しの著者近影にある担当編集さんのお言葉
「ネームは面白いけど君はまちがっているよ…」
がピッタリな内容となっております!これは…ギリギリ…セーフなのか…?ひょっとしてアウトでは…?
 
 
『ねぇねぇ。あのね、』

と、一般向けな事を書きましたが、個人的な感想を書かせて頂くならば、これは紛れもなく「純愛」っ!!ピュアなラブなんです!
ただ!ただ、フェチ心がだだ洩れになってるだけなんです!

自分はそもそも大人の女性キャラが好きで小さい女の子を好きになる事は少ないのですが(無いとは言ってない)、そんな自分でも魅力を感じてしまうぐらいにカワイイ少女(幼女)たち!
笑顔!照れ顔!ふくれっ面!大人ぶってみるところ!素直なところ!無垢が故に大胆な行動をとるところ!
女の子のカワイイ表情やしぐさ、気持ちの動きをどれだけ思いつくんだよ!って尊敬せざるを得ないレベル!

そんな風に描けるのも、作者さんが「小さい女の子」への…って書くと語弊がありそうなので言い換えますと、「自分のキャラ」への愛に溢れ、読んでる人に伝えたい!って想いが強いからなんじゃないかなぁ、と思うのです。
(いや、ただ単純に好きなものはノリノリで描ける、ってだけかもしれませんけど…)
その熱量が、本来小さい女の子がそこまで得意ではない(嫌いだとは言ってない)自分にも刺さるものを描かせるんですね。熱量大事。
俊輔と心彩の距離が心理的にもどんどん近づいていく様子にドキドキさせられましたもん。

そう!このマンガは小さい女の子だけでなく、その同居人のお兄さん方も個性と魅力のカタマリなのです!
■趣味や言葉遣いが乙女な俊輔
■男の娘・龍二
■何に対しても偏見のない光
■普通に幼女と付き合ってる類
と、こちらもいわゆる普通ではないメンバーが揃っておりまして、でもだからこそ、「世間の目を気にせずに自分を貫いて生きる事」の素晴らしさを感じさせてくれるんです。

このように、いろいろな想いに馳せられるマンガではあるのですが、じゃあどういう読み方をすればいいのかというと、おそらく
「幼女カワイイー!」
「家に帰ると幼女がおかえりなさいしてくれる生活!癒されるー!」
と何も考えずにキャッキャ言ってるのが一番正しいんだと思うんですね。いや、マンガの読み方に正しいも何もないんですけど。
二次元だからこそ存在できるこういう楽園を、これからも保護していかねばなりませんね!
 
   松崎ココが好きっ!


これが9歳の発言…末恐ろしい…!


自分のイチオシ、日菜。カワイイしボーイッシュだしデレ方最高だし、優勝!優勝です!


俊輔にお尻ペンペンされる先生。このお尻のラインが…いい…


出たー!目の中のハートマークだぁーー!!

松崎克俊Profile
1983年9月2日生まれ/福岡県出身/お笑いコンビ・やさしい雨として活動中/太田プロダクション所属
アニメ・ゲーム・漫画が大好き。二次元女性キャラクターしか愛せないという名言もあり。
 
 
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