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【第43回】やさしい雨 松崎克俊 コラム『獣耳ロリ勇者はえっちな修正に困っている』



『獣耳ロリ勇者はえっちな修正に困っている』…また情報量の多いタイトルのマンガだぜ…!
「獣耳ロリ勇者」は読んで字の如くのヒロインの属性ですね。あと巨乳。
ちなみにですが、おそらく「獣耳」の読みは「けものみみ」ではなく「けもみみ」です。語呂的にも、慣れ親しんだ単語としても。
「えっちな修正」については後述で。
 
 
『獣耳ロリ勇者はえっちな修正に困っている』

主人公は、元の世界ではラノベ作家だった男性。彼が異世界転生した先は、ファンタジー小説の中の世界だったのです!しかも、自分が中二の頃に書いた設定も描写も未熟な世界のため、なんだかおかしな展開になってしまう事も多々あるという…
自分も芸人として、昔作ったネタを読み返すと「イヤこれどういう事なの…?」となる事があって身につまされますね…。
そんな世界に「モフモフ」という痛キャラ(妖精みたいなやつ)として転生した主人公は、世界構成文(原文、元の小説の文章)を修正・添削できるという能力を使って、巨乳獣耳ロリ勇者の「ミヤ」と一緒に様々な問題を解決していく、という内容です!

このマンガで自分が好きなポイントは大きく3つ!

➀文章を書くのに勉強になる!
各話のタイトルにある
【~と言った】問題
【視点】問題
【描写過多】問題
等の文章を書く上で陥りがちな問題を分かりやすく提起して、その具体的な解決例を見せてくれるのでめっちゃ勉強になります!
これは全国の小、中学校の国語の教科書にも載せて勉強してもらいたいぐらいです!
イヤ、その場合タイトルにもある「えっち」部分が引っかかるのは分かってますけど!
そう、それが好きなポイントの2つ目!

➁えっちである!
そう!えっちなのは大事だと思います!!
中二の時に書いた小説なので、お色気に興味津々なのも必然!
そして文章の添削も、女性キャラクターをより魅力的に、より色っぽさが伝わるように行う事もあって、それこそが前述の「えっちな修正」!
マンガとしての絵面も、ちょっぴり残念な女性キャラだったのが文章を修正される事で素晴らしいお色気シーンを見せてくれるようになる事で「そうそうコレだよコレ!」というカタルシスを得られるのです。…カタルシスの使い方、合ってます?
またそういったシーンに主人公の(もしくは、このマンガの作者さんの?)「好き」が詰まってるのがイイですよね。

➂自分の書きたかったものを否定しない!
第6話の展開にも関わってくるんですが、表現が稚拙でも、今見るとイタい部分があっても、当時の「自分はこれが面白いと思ってるんだ!」の部分は修正しない主人公。
当時書きたかったものを強調するために、より良くするための修正はするのですが、内容自体には手をかけないんです。
昔作ったお笑いのネタも、「コレがやりたかった」の部分は否定しないように、今でも面白いと思える部分は残して、新しく直す事があるので凄く共感してしまいました。
(あ、偉そうに言ってますけど自分はコンビでネタ書いてない方なんですけどね)
何度も人からダメ出しをされて、何度も書き直して、自分でも何が面白いのか分からなくなった時、信じるべきなのは当時の自分の情熱。
その事を読むたびに思い出させてくれるこのマンガが、自分は大好きです!

…とここまで書いて思ったのですが、もしこれが人から見たら穴だらけの文章だとしたら、このマンガから何を学んだんだ!ってお叱りが来そうですね…
って不安になってきたので、今回の原稿は敢えて読み返さずに担当さんに送ります!
勢いも大事!
 
   松崎ココが好きっ!


当時の主人公の欲望のままにピンチになるミヤ。まぁ、仕方ないですよね…


元々の表現力が無かったばっかりに、美女から迫られるシーンが残念な事に…


それが、修正したらこんなに色っぽく!目の中もハートになりました!


拙者、タイトルが本編の中で出てくるシーンが大好き侍!(ネタバレ防止の為、文字のアップになっております)

松崎克俊Profile
1983年9月2日生まれ/福岡県出身/お笑いコンビ・やさしい雨として活動中/太田プロダクション所属
アニメ・ゲーム・漫画が大好き。二次元女性キャラクターしか愛せないという名言もあり。
 
 
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