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いか文庫のマンガ通への道  第36回



~いか文庫のメンバー4人による、おすすめマンガの往復書簡~
 
いか文庫のマンガ通への道 第36回
春風ふるさと観光協会
店主へ

最近自然が恋しくて、海とか山のある町に行きたい!いっそ移住したい!って考えたりしているんですが、店主は移住したいと思ったことはありませんか?

私の地元には海も山もあるので、帰省すれば自然は沢山あるんですが、全然知らない町に住んで、いちからその町の魅力を知っていくのも楽しそうだなと思うんです。

今回は、そんな移住をテーマにした『春風ふるさと観光協会』というマンガを紹介します!

主人公は、東京の食品会社で営業をしている風間春太。常に流れに身を任せ、自分の意見を言えない性格から、営業先で「いつも他人の感想ばかりで、自分の言葉がない。意思が感じられない。」と指摘されてしまいます。

それを同僚の山崎に打ち明けたところ、一人旅で自分の為だけに時間をつかってみたらどうかとアドバイスされ、テレビで見た飛騨高山に行くことに。

観光案内所で聞いた白川郷行きのバスに飛び乗り、隣り合った地元の人に「何もないけど、逆にそれがいい」という考え方を教わり、オススメされた五平餅を食べて、初めて自分の言葉で感想を言うことができて…。のんびりするはずの旅行だったのに、いろんな事に感動して、ソワソワしてしまうんです。

そして、その旅がきっかけになって、自分の好きなものに気がついた春太は、田舎への移住を決意!花村町という町の観光協会での仕事を始めるんですが、はじめて出会った住人に挨拶して舌打ちをされてしまったり、商店が17時閉店だったり、用意されていた家がボロボロだったり、前途多難…。春太がどう成長していくのか、ぜひ読んでみてください!

観光協会の仕事は興味深いし、何より自然いっぱいの町での暮らしはすごく楽しそうで、やっぱり移住っていいなぁと思いました。もし自分が移住するとしたら、美味しいものがあって、湖が近くにあるところがいいな〜なんて妄想をしているんですが、店主が移住するとしたらどんな町がいいですか?よかったら教えてください!
バイトぱんへ

おすすめしてもらった『春風ふるさと観光協会』読んだよ!とても良かった!

私は、旅行に行った先に移住したいと思うことはよくあるんだけど、実際に移った後のことを想像して、「いや、やっぱり私には難しいかな…」って思い直すことが多いから、バイトぱんにそういう願望があることとか、春太の行動力に、すごい!って思ってます。

読んでいて特にグッときたところは2つあって、1つ目は、観光協会主催の「桜まつり」の準備中のシーン。今までの人生において自分の意見を発することすらしてこなかった春太が、ふと思いつきで提案した企画をすんなり採用してもらえたことで、逆に、周りに迷惑をかけているんじゃないか…と不安になるところ。もう1つは、同僚の古河くんが厚意で住民の自宅まで野菜を届けると申し出ているのを見て、職員と住民がお互いに寄り添うことで、仕事にも村にもいい影響が与えられると知るところ。春太が「自らの足で、飛び込み、寄り添い、挑戦する」というセリフには、グッとくるものがありました。

というのもね、今の自分がまさにそういう状況だなと感じたからなの。私はいか文庫の他にも、リアル本屋さんで働いているのはバイトぱんも知ってることだけど、4月に新しい職場に転職したばかりじゃない?冬まで働いていた本屋さんとは、場所も、規模も、客層も、スタッフの数も、仕組みも、すべてがすべて全く違う本屋さんだから、いまなお毎日、戸惑うことばかりなの。でも徐々に、自分で感じたことを発言する機会も増えてきて、7月からは自分が主体的に動く案件もできて、必死に取り組んでるところなんだ。今まで話したことの無かった方と相談したり協力し合ってやってみることで、新しい発見もあって、私自身も変わって行けそうな気がしています。

とはいえやっぱり、春太みたいに悩んだりパニックになったりすることもあるので、そういう時はこの花村町のような場所を想像しては、コロナがもう少し落ち着いたら観光客として遊びにいきたいなぁって考えているところ。あと、もしバイトぱんが移住したら、湖のそばで「出張アウトドアいか文庫」をやってみるのもいいなとかも想像してるよ。それまでは、今やれることをがんばるぞ!おー!
 
「自分の意見は無いのか?」と聞かれ茫然とする主人公の風間くん。
 
ポロっと言った一言が、とんとん拍子に進み企画が成立!
いか文庫 Profile
お店も商店も持たない「エア本屋」だけれど、本屋さんと組んでフェアを展開するなど、本に関わる分野で活動しています。
【店主】と、スタッフの3人【バイトちゃん】【バイトもりもり】【バイトぱん】が、本をお薦めするお手紙をやり取りしていきます。




































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