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【第38回】「はいからさんが通る」の巻



「はいからさんが通る
の巻
 2017年に前編の「〜紅緒、花の17歳〜」、翌18年に「〜花の東京大ロマン〜」が劇場で公開された「はいからさんが通る」。テレビアニメが放送されたのが1978年なので、僕と同年代の多くの人が、本放送や再放送を見ているであろう作品。ですが実は僕はアニメも漫画も見たことがなく、今回が「はいからさん」初体験となりました。

 40年前にアニメ化された作品を劇場版として作り直すということで、ストーリーも面白いんだろうなと思いつつも期待と不安半々でディスクを再生してみたら、思った以上にしっかりした作品でした。映画2本分のサイズにまとめるという制約がある上、テレビアニメ全42話分のストーリーと、テレビ版で描かれなかった物語
を入れるということを考えたら、すごくいい感じにまとまっているのではないかと。

 もちろん、原作ファンやテレビアニメ版のファンの方にとっては不満な点もあるかもしれません。僕も紅緒と牛五郎が満州へ出掛けたシーンで「鬼島に出会うの早くないか?」と思うなど、細かいところで引っかかるところはありましたが、「はいからさんが通る」の世界観を知ると言う意味ではいいまとめ方だったのではと思います。

 劇場版前編の前半で登場人物の性格がサクッとつかめて、後半で物語が動き出す。そして後編は少女マンガの面白さが詰まった展開。サーシャと伊集院少尉が似ている理由を聞いて「あーそうだったのか」と納得したり、結婚式〜関東大震災〜ハッピーエンドの流れもよかったと思ったり。「少女マンガってこういう展開が面白いんだよな」とか「そういえば韓国ドラマもこんな感じで物語に引き込まれていくパターンが多いよな」なんて思いながら、前後編を一気にみることができました。

 ただ、これは超個人的なことなのですが、僕の誕生日が9月1日で、昔から「自分の誕生日は関東大震災があった日」と言われて育ってきたので、編集長との結婚式の日が9月1日と決まった時から「これ、式の途中に地震が起こるんじゃないかな?」と反射的に感じてしまい、式場が揺れ出したときは驚きがなく「やっぱりね」と思ってしまいました。ま、40年前の作品で、今でも読まれている名作マンガのアニメ化ですから、作品を見た方の多くも地震のシーンで驚くことはなかったと思いますが……。

 あと、物語の感想ではないのですが、最近のアニメを見ていると、紅緒さんを演じられていた早見沙織さん、よく聞きますね。「あの花」のつることか、「聲の形」の硝子とか、「宇宙よりも遠い場所」の結月とか。漠然とですが、いろんな役を演じることができてすごいなぁと思いました。

次回も映画。今度は「空の青さを知る人よ」を見てみようと思います。

劇場版「はいからさんが通る」前編・後編セット
Blu-ray

 
 
 
土田晃之Profile
1972年9月1日生まれ/埼玉県出身/ピンでタレント活動中/太田プロダクション所属
ガンダム・サッカー・家電など多方面に興味あり。
 






































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