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【第42回】「約束のネバーランド」の巻



「約束のネバーランド
の巻
今回は「約束のネバーランド」のシーズン1、全12話を一気に見ました。

この連載でアニメを見た感想をいろいろと綴っていますが、実は私、最近のアニメ事情に関して決して敏感なタイプではないもので、この作品が有名なものであるとは知らないでディスクを再生しました。
そんなわけで、自分の中で期待感というハードルを上げない状況で見始めたのですが、もしハードルを上げていたとしても楽しめただろうなと思えるほどいい作品でした。

登場人物たちの心理戦はずっと見ていられるほど惹きつけられる展開でした。人間を飼育する場という設定も、飼育するのが同じ人間という設定もよかったです。この設定なら、面白いストーリーがいろいろと考えられる。絵もきれいだし、全話を見終わった後、しっかりと終わった感じがある。この連載が掲載される2021年1月の時点でアニメの続編が放送されています。だから、少年少女たちの物語はまだまだ続いているのはわかっていますが、明らかにまだまだ続くという最終回を見せられると続編が始まるまでストレスになる。そういう意味で、しっかりした区切りのところで最初のシーズンを終わらせているのがいいですね。

細かいところを言うと、見始めたときは「鬼」という呼び方に少し違和感を覚えました。なんか漠然とした感じがしすぎたもので。だけど、人間をただの食料としか見ていない存在であることや、人間の事情や感情などお構いなしという残酷な面を考えると、鬼という言葉が一番しっくりくるのかなと。最終話を見終わった時には違和感が消えていました。

この後の展開がどうなるかはわかりませんが、シーズン1ではノーマンの死が描かれていなかったので、シーズン2ではどこでノーマンが出てくるのか、出ないままシーズン3に行くような展開になるのか、実はノーマンは死んでいたのか。そんなところに注目しながら、この世界の物語を追いかけていきたいなと思った名作でした。

あと、実写映画では少年少女たちが中高生ぐらいの年齢になっているようですが、あれは仕方のないことなのかなと。あそこまでの心理戦を演じることができる子供なんて、ほとんどいませんからね。年齢をあげるのは仕方のないことかなと。

次回は、この作品のシーズン2、といきたいところですが、まだブルーレイが発売されていないので、昭和の時代の名作「風の谷のナウシカ」を見ようと思います。

「約束のネバーランド」1 (完全生産限定版)
Blu-ray
 
 
土田晃之Profile
1972年9月1日生まれ/埼玉県出身/ピンでタレント活動中/太田プロダクション所属
ガンダム・サッカー・家電など多方面に興味あり。
 










































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