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【第125回】松崎克俊 コラム『もし、恋が見えたなら』



『もし、恋が見えたなら』、貴方はどうしますか?

最初にこのタイトルを目にした時、素敵なタイトルだなぁ~って思ったんですよ。
なんかもう、キラキラした世界がひろがっているようで、そこには希望しかないような、夢のような世界!の、イメージ。

実際、自分も小さい頃から他人の恋が見えてたんですよ。
というのも、何故か自分に「僕、○○ちゃんの事が好きなんだよね~」「私、○○君の事かっこいいなって思ってて…」という相談をしてくる同級生が結構いたんですよ。
何なら今でも恋愛相談にのる事もありますし。
どうして自分にばっか…と思ってたのですが、自分の場合はおそらく「アドバイスがほしいんじゃなくて、ただ話を聞いてほしい」「(松崎は二次元にしか興味が無いから)二人きりで相談しても何も害がない」という二点において最高の逸材って事なんじゃないかなぁと。言いふらしたりもしませんし。
その時も、好きな人の話をする友達は嬉しそうだし、実際に付き合った人は楽しそうだし、傍から眺めてて凄く幸せな気持ちになってたんですよ。恋愛マンガを読んでる感覚だったのかもしれません。
 
『もし、恋が見えたなら』

このマンガの主人公「春野鳴(はるの・めい)」ちゃんも、人の恋を応援したいと思ってる女の子でした。
何故なら彼女には、人が好きな気持ちが視覚的に視えてしまう能力があったから! 誰が誰を好きなのか、誰と誰が両思いなのかが一目瞭然なのです!

ただ、現実は彼女が思うほど優しい世界ではなかったのです。
両想いだから良いだろうとその子の代わりに想いを伝えてあげたら、「勝手な事をしないで」と絶交され
また別の、両想いだからと交際を勧めた二人は、付き合った後すぐ別れてしまい鳴ちゃんが責められたりと
次第にクラスで孤立するようになってしまいます。

そんな鳴ちゃんが入学した女子高で、自分に強い想いを寄せる二人の女の子「白雪紗世(しらゆき・さよ)」「深津りんな(ふかつ・りんな)」との三角関係をベースにした、ガールズラブコメディなのです!
そう、百合です!!
ここまでの文章で結構重い内容の恋愛ものなのかと思わせておいて、百合、いや、ガールズラブのコメディマンガでした!

ただ、鳴ちゃんにはそういう傷ついてきた過去があるという事を前提として読み進めてほしいという気持ちは分かって頂きたい。
何故なら、これはラブコメでありながら、彼女たちが今までの自分を乗りこえて、人間として成長するお話でもあるからです!
だから、ストーリーとしてはメインの三人が出会ったところからお話が始まるのですが、個人的には 1 巻のラストで鳴ちゃんが二人と向き合う事を決心したところから、ようやく彼女たちの物語がスタートしたと思っています。
まだ 1 巻までした単行本が出ていない 2021 年 1 月現在、この後の展開が気になって気になっちゃってたまんないですよ!

そしてこのマンガを語る上で欠かせないのが、【色】
普通マンガは主に【白】【黒】で描かれるものですが、このマンガは【白】【黒】【ピンク】の三色で構成されてるんです!
ピンク色は、鳴ちゃんにだけ見える、人を好きな気持ちを表す【矢印】に使われます。というか、ほぼそこにしか使われません。
この【ピンク色の矢印】が重要なカギだと一目見て分かるこの効果にちょっと感動すらしてしまいました。
そしてそのピンク色を出すためなのか、紙もちょっと厚め?になってて、手に取った時の重量感(っていうほど重いってわけではないんですけど)に、これまたちょっと感動。

つまり何が言いたいかというと、このコミックウォーカーさんのページで読んで、もし気に入ったら紙の単行本で買ってほしいなーって事です!
もちろん電子書籍でもいいですし、電子書籍の素晴らしさももちろん知ってはいますが、これは是非手に取って読んでもらいたい!
自分が感じた感動を、皆さんも是非。
 
 
   松崎ココが好きっ!


目の中にハートついちゃってるし、この背景のピンク色はでっかい矢印です。ド迫力。


三人は同じ女子寮に住んでいるので、そりゃお風呂のタイミングが被る事もあります!


矢印の形が皆それぞれ違うのも面白いですよね~あと鳴ちゃんの><顔すき。


▲一見クールな美人さんなのに打たれ弱くてポンコツ気味のりんなちゃん。おえおえしないで!

松崎克俊Profile
1983年9月2日生まれ/福岡県出身/現在はピン芸人として活動中/太田プロダクション所属
アニメ・ゲーム・漫画が大好き。二次元女性キャラクターしか愛せないという名言もあり。
 
 
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