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いか文庫のマンガ通への道  第42回『明日はどっちだ今日ガール』



~いか文庫のメンバー4人による、おすすめマンガの往復書簡~
 
いか文庫のマンガ通への道 第42回
明日はどっちだ今日ガール
店主へ

2021年になって結構経ちますが、いかがお過ごしですか?
私は、相変わらずのコロナの話題と、バタバタしていた年末年始が落ち着かないまま今に至ってしまい、なんだか年を越した実感が湧きません。仕事や毎日は楽しいけど、キャパシティオーバーだ~って生活をおざなりにしてしまう日もあって。店主にも色々な事でぐったりしてしまう日はありませんか?
今回は、そんな時の気分転換におすすめのマンガを紹介します!

『明日はどっちだ今日ガール』という前向きなタイトルのマンガなんですが、主人公の金無歩(かねなしあゆみ)は正社員として働いていた頃の貯金と、日雇いバイトで生活する女性です。そんな歩と、マンションの隣の部屋に住んでいる友人の戸成隣(となりりん)の日々を描いた、とってもゆるい4コマギャグマンガです。

歩は、家でダラダラとゲームをしたり、出かけてもパチンコをしたりして毎日過ごしています。食事もコンビニや外食ばかりです。しかも突然思い立ってすっとんきょうなマンガを描いて出版社に持ち込み、案の定辛辣な感想を聞いて落ち込んだりする。あと、どんどん貯金の額が減っていく事に焦って出した解決策が宝くじを買うとか、常に働かないで生きていく事を考えてるんです。そんな、なんだか読んでいるだけで心配になってしまう生活を送っています。

一方、隣に住んでいる隣は毎日しっかり仕事に出かけ真面目に生活しているんですが、仕事から帰ると必ず歩の部屋に行って、一緒にゲームをしたり、しょうもない話に付き合ったりしています。

最初は、なんで仕事から帰って疲れているところにさらに疲れるような事を…って思って読んでいたんですが、読み進めていくうちに、歩の一周まわって純粋とも思える発想とか、嘘のない言葉を聞いていると、なんだか癒されて、さらに明日から仕事がんばろ…!とも思えるんです。隣もきっとそういう癒しを求めているんだろうな、と。

しょうもないことばかり話している歩と、それに冷静に突っ込む隣のやりとりがクスッと笑えてクセになるので、仕事で疲れた時こそ読んでみてください!
バイトぱんへ

『明日はどっちだ今日ガール』のオススメありがとう!読みました!でね、私、いま、すんごーく、自己肯定された気持ちになっています。

寝る前にトイレに行かなくてもいいや、めんどくさいし…って思って布団に入って、「いま布団の位置が最高にぴったり」って幸せ感じた途端、トイレに行きたくなる…って話があったでしょ?あれ、まさに昨日の夜に起こったばかりだったの。すんごくわかるよ!後悔するけど、学べなくてまたやっちゃうんだよね〜!って叫びたくなったよ。

それに私、休みの日は歩と同じく、ほんっとーーーーーにぐうたらなんだよね。朝起きてすぐ、パジャマ&寝癖のままポテチ食べるし、そのまままたコタツで寝るし、そんな自分に嫌悪感と焦りを抱くのに、結局何にもやる気が出なくて気がつくと外が暗くなってる…っていう休日が多い。「本のイベント行ってきた」とか「映画見に行ってきた」とか「アートの展覧会行ってきた」とかって周りの人が言っているのを聞いたり、SNSで見かけたりするたび、「自分、ダメなやつ!」って落ち込むのよ…。次の休みはあれもやりたい、これもやりたいって、気持ちが昂ってワクワクするのに。なんでなんだろうなぁ。

でもね、歩がこの生活をするようになったのって、正社員をとある理由で辞めざるを得なくなったからというのも、1巻の最後の方でわかるじゃない?それを知ったら、あぁ、人よりがんばっていたからこそなんだな。自分も平日はがんばってるし、休みの日くらいちょっとダラけてもいいよねって、ホッとしたのよね。

この手紙を書いてるただ今、休日の午後3時です。「幸せですか?」って宗教の勧誘電話がかかってきた時、歩が「すっごい幸せです!!」って答えていたように、この後も幸せなぐうたら時間を過ごそうと思います。この手紙のお返事を書くぞ!って起きたのに、結局書き始めるまでに5時間かかってしまった店主より。
 

ぐーたらなのに行動力はすごい主人公・歩。隣人の隣もタジタジ。
   
休日前、たくさん眠れることに幸せを感じながら床についた隣は……。
いか文庫 Profile
お店も商店も持たない「エア本屋」だけれど、本屋さんと組んでフェアを展開するなど、本に関わる分野で活動しています。
【店主】と、スタッフの3人【バイトちゃん】【バイトもりもり】【バイトぱん】が、本をお薦めするお手紙をやり取りしていきます。










































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