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【コラム】しっかり希望が見える終わり方と、原作を知らなくても疎外感を感じる事の無い描き方!


【第126回】松崎克俊 コラム『リベリオ・マキナ

『リベリオ・マキナ』は原作が小説で、今回読んだのはそのコミカライズなのですが、この全 2 巻のマンガを読んで思ったのは

続きは!?続きはどこだぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

ですね。
そんな中、しっかり希望が見える終わり方と、原作を知らなくても疎外感を感じる事の無い描き方をしてくれて本当に感謝です…!
 
『リベリオ・マキナ』

舞台となるのは、人間と吸血鬼が共存する世界。この世界では労働力として「オートマタ」と呼ばれるゼンマイ仕掛けの機械人形が機能していて、特に「ヘルヴァイツ共和国」では人間よりもオートマタの方が多いほど。
ただ、昔から平和だったわけではなく、元々人間と吸血鬼は争い合っており、その戦いを止めたのは戦闘用オートマタ。その戦闘用オートマタの生き残りが、主人公である「ミナヅキ」だったのです。その戦闘用オートマタを作り出した製作者の娘「カノン」や、吸血鬼王の娘「リタ」との触れ合いで、人形である彼は何を感じるのか…。

といった感じの内容なのですが、カノンの母親がどういう想いでオートマタを造ったのか、ミナヅキ・カノン・リタの三角関係ともちょっと違うような関係性、など見どころがたくさんで、凄く雑な言い方をすると「オタクが喜びそうな要素がいっぱい入っている」って感じで、そりゃ自分も違わずしっかり好きなわけです。

オタク特有の早口はどの世界でもあるんだなぁ

▲二人同時の「ふぇっ!?」可愛すぎん?
 
ただ、個人的にポイントとして挙げたいのがミナヅキのキャラクターの良さ!
やはり自分はキャラクターで二次元のものを観てしまうので、この点は欠かせません。

よく、男性キャラで鈍感主人公的なキャラクターがいるじゃないですか。そういうのって、個人的には大好きなんですがどうしても「何であんなに露骨にアプローチされてるのに気付かないんだ!」的な見方をする人も少なくないと思います。
このマンガの主人公・ミナヅキもこういうタイプではあるのですが、
だってしょうがないじゃない!
人形なんだもの!!

▲こんなアプローチしてくれてるのに…

▲これだもの!鈍感主人公め!!
 
オートマタなので、人の感情を読み取るとかはできません。鈍感な事にちゃんと筋が通っているのです。

カノンとリタに腕を組まれた感想が
「やわらかい」
「あたたかい」

だけなんだもの。強い。

そんなミナヅキが、戦闘狂のミナヅキが、どう変わっていくのか!
この後半、というか 2 巻の展開は必見なのです。

また、だからと言って冷たい印象がないのもミナヅキの良さで、これはいつも隣にいるカノンのおかげだったり、先述のような人間の感覚が分からないというコメディ要素によるものや、あとは同じように作られたオートマタの中でも末っ子であるという事に由来する弟っぽさ・かわいらしさだったりするのでしょう。
温かみがある、とまではいかないのですが、冷血サイボーグ的な印象はなく、読んでて凄く好印象。
あと見た目が良い。これめっちゃ大事。

▲これ…色っぽいぞ…!?

▲こんな顔でこんな事言われたら、心にくるものがありますよ
 
ここで区切りとなってはいますが、今後彼らがどういう道を進むのか想像するのも楽しいですし、気になる方は原作小説もありますし、とにかく一回読んでみてもらいたいですね。

松崎克俊Profile
1983年9月2日生まれ/福岡県出身/現在はピン芸人として活動中/太田プロダクション所属
アニメ・ゲーム・漫画が大好き。二次元女性キャラクターしか愛せないという名言もあり。
 
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