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【コラム】可憐なお嬢さまが学校の空き教室で一人……『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』


【第135回】松崎克俊 コラム『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~

あなたがもし、可憐な見た目の美少女が学校の空き教室で一人で

「オイオイオイど~~~~~~~~~~~~~した糞雑魚ッ!!!」

と格ゲーのネット対戦をした相手を煽りに煽っているところを見てしまったら、どうしますか?

『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』はそういうお話。
決して、ここから「秘密をバラされたくなければ…」というエロマンガ的な展開になるわけではありません。
 
『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~

舞台は黒美女子学院という全寮制の女子高。通う生徒はお嬢さまばかりで、言葉遣いも「~ でいらっしゃるのかしら?」とか「まあ!~~」みたいな人だらけ。
お嬢さまというものに憧れて入学した庶民育ちの「深月綾(みつき・あや)」は、なかなか環境に慣れないながらも、周りの生徒から「白百合さま」と呼ばれ注目を浴びる「夜絵美緒(よるえ・みお)」のお嬢さまオーラを羨ましく思っていました。

しかし綾は見てしまうのです。その白百合さまが

「オイオイオイど~~~~~~~~~~~~~した糞雑魚ッ!!!」

と叫んでいるところを…
これは、お嬢さま×格ゲーという、一見結びつかなそうな要素が掛け合わさったマンガなのです。

 

「白百合さま」の名にふさわしいその姿。

▲ん?本当に同一人物?

そして更に言うと、このマンガのポイントだと思っているのが、

熱量

です。

これまたお嬢さまとはまた縁の無さそうなイメージのワードですが、ストーリーを楽しみたいという気持ちはもちろんあるものの、「熱を感じたい」からこのマンガを読んでるような気がするのです。

ゲームをプレイしている時に振り乱される汗。
その紅潮した頬。
誰かに見つかりそうになって、アクション映画の如く窓ガラスを割って脱出する姿。
ゲームがしたい気持ちが強すぎて流れる涙。
ゲームがしたい気持ちが強すぎて流れる血。
これはもはや、熱血スポ根マンガです!

 

▲コミュ障+テンションUP+その他諸々=舌噛んで血まみれ

▲相手の事なんて知ったこっちゃない。それが本当の白百合さまスタイル。
 
ホラ、e スポーツも普及していますし、格ゲーもスポーツの一つですよ!野球やサッカーに青春をかけるマンガとほぼ一緒です!
むしろ、見た目のギャップがある分、ゲームにかける情熱がより伝わってくるよう。
学園内でゲーム部があってそこに所属しているというワケではないのですが、
格ゲー仲間が増える→部員を集める
隠れて格ゲーができる場所を探す→部室を探す
大会に出る→大会に出る

と置き換えると(一部置き換わってませんが)、このマンガの展開が、部活もので定番の話を踏襲しているように見えます。
つまり、このマンガは、スポ根部活ものと言っても過言ではないのです!

また、このマンガを語る上で欠かせないのが

文字の印象

でしょう!

セリフの文字のデカさや、読みやすそうな改行をあえてしない事で、言葉を発しているキャラクターの熱量が伝わってくるのです!

熱量が伝わってくるので
す!!!!!!!!!!


↑みたいな感じ。
文字もイラストの一部のように見えるので、視覚のインパクトが強いんですよ。

 

▲この熱量よ。顔が見えなくても伝わる想い。

▲ただただ対戦がしたくてbotになってしまった白百合さまこと美緒。
 
実はこのマンガ、アニメ化が決定しておりまして、
「嬉しい!!」
「まだ 2 巻しか出てないのに!?」
などいろんな感情がこみ上げてきたのですが、一番は「あの文字の熱量、アニメで表現できるの!?」でしたね。
とにかく自分は、いちユーザーとして、アニメもマンガも楽しみに待つだけだ!

松崎克俊Profile
1983年9月2日生まれ/福岡県出身/現在はピン芸人として活動中/太田プロダクション所属
アニメ・ゲーム・漫画が大好き。二次元女性キャラクターしか愛せないという名言もあり。
 
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