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【土田晃之コラム】やっぱりラストは「なんじゃこりゃ⁉」「新世紀エヴァンゲリオン」後編



【第45回】「新世紀エヴァンゲリオン
の巻 後編
前回の続きということで「新世紀エヴァンゲリオン」のTVシリーズの後半。第14話〜最終話についてあれこれと。

最終話まで見終わって感じたのは、やっぱりよくわからなかったなということ。そして気になったのは、庵野監督は放送開始前の段階で第何話までの流れを考えていたのかということ。
大どんでん返しもない、何も解決していない、謎の回収もしていない。正直、あの終わり方はないと個人的には思っちゃいますね。24話まではいい流れだったので、個人的には24話までは当初の構想通りで、結末がまとまらないまま放送が始まって、最後にああなったのではないかと予想していますが…。

若い頃って、こういう終わり方を見て「???」と感じても、「あれがわからないと通じゃない」みたいに思われるのが嫌だから、評価を有耶無耶にすることがあります。なので当初は物語の結末について保留していた部分もあると思いますが(25年も前の話なのでハッキリと覚えていませんが)、おっさんになった今ならハッキリ言えます。あのラストの評価は「なんじゃこりゃ!?」だと。

でも、この作品が話題となり、25年もの長い歳月、見ている人の心をつかみ続けてきたのは、この「なんじゃこりゃ!?」というラストのおかげだと思います。よくわからないラストのおかげで賛否両論が起こったことで、劇場版の「Air/まごころを、君に」が製作された。そこでさらに「?」な展開となったことで、現在映画館で公開されている「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」〜「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の流れにつながった。
まだ「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は見ていないので、私の中で25年にわたってモヤモヤしているものは解消されていませんが、結果論だけで言うと、あの「なんじゃこりゃ!?」のラストは必要なものだったのかもしれませんね。

そんなわけで、24話まではよくできていると思うTV版のエヴァですが、製作された時代が古いので、TV版も新劇場版のようなクオリティーで描き直したものを作って欲しいですね。1990年代後半から2000年代前半って、アニメの技術がすごく進歩したから、絵の感じが全然違う。ガンダムシリーズでもWとSEEDを比べるとよくわかる。だから、結末はあのままでいいので是非描き直していただきたい。第1話は当時のアニメとしてはすごく丁寧に描かれているけど、今の時代と比べてしまうと、ちょっと厳しい。今のアニメのクオリティーに慣れている人にとってはとっつきづらいかなと。謎がどんどん広がって、見ている側が夢中になって物語に入り込むアニメってそう多くはないと思います。それが「あのクオリティーが……」という理由で敬遠されるのはもったいない。「シン・ウルトラマン」や「シン・仮面ライダー」で監督は忙しそうですが、カット割やセリフなどは変えず、変えるのは絵だけでいいので、作っていただけたら嬉しいですね。

ということで、次は「新劇場版」といきたいところですが、「シン エヴァンゲリオン劇場版」まで一気に見て、うっかりネタバレをしてしまうとまずいので、エヴァシリーズは一旦ここまで。次回はアニメ映画「ぼくらの七日間戦争」を見て、あれこれ語ろうと思います。

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土田晃之Profile
1972年9月1日生まれ/埼玉県出身/ピンでタレント活動中/太田プロダクション所属
ガンダム・サッカー・家電など多方面に興味あり。
 













































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