KADOKAWAの無料漫画(マンガ)3759作品勢揃い

無料漫画読むならコミックウォーカー ComicWalker

ニュース・お知らせ

【コラム】ドジっ子属性が進化したような行動の数々『恋するブキミちゃん』

 
【第164回】松崎克俊 コラム『恋するブキミちゃん

なんだか誤解されやすい人っていますよね。何か問題が起きた時、何もしてないのに真っ先に疑われるような。

自分も以前、自分が出した本がありまして、その本を本屋さんで買おうか、でも自分の写真が思いっきり表紙だからバレたら恥ずかしいなと、もじもじうろうろしていたら万引き犯と間違われた事があります。これは挙動不審につき自業自得なんですけど。

『恋するブキミちゃん』の主人公「大武喜美(おおぶ・きみ)」ちゃんも、そんな誤解されやすい星の下に生まれた一人。
 
 
『恋するブキミちゃん


彼女の場合、人見知りな性格や、絶望的な間の悪さにより、周囲の人を怖がらせてしまい、ついたあだ名が「ブキミちゃん」。

 

「おはよう」と挨拶したいだけのブキミちゃん。どうしてこんな事に…


そんな彼女が想いを寄せるのが、同じクラスの「沖田達良(おきた・たつよし)」くん。ブキミちゃんに気軽に話しかけてくれる数少ない存在です。ただこの沖田くん、極度な怖がり男子だったのです!

人を怖がらせてしまう女の子と、怖いものが苦手な男子の、すれ違いラブコメ、それが『恋するブキミちゃん』なのです!


 

ブキミちゃんにも仲の良い子がいます。ひと悶着起こしそうな
 

提案が残念


ブキミちゃんがどう誤解されやすいかと言うと、まずはその見た目です。

目つきの悪さ長い髪の毛が、モノノケのようなシルエットを作りだします。その見た目の怖さは、動物たちが本能的に警戒して襲い掛かってしまうほど。見た目というか、オーラというか。


 

このウワサ、もしかして…
 

ブキミちゃんだぁぁぁぁぁ!!!!!


それに加え、前述した間の悪さもブキミちゃんは天下一品!血液と間違えられるようなドロドロのトマトジュースをこぼしてしまったり、氷枕を作るために氷を砕くアイスピックを持っていたり、ハサミを持って不敵に微笑むところを見られていたり、ドジっ子属性が進化したような行動の数々。

ただ、ブキミちゃんは悪気があったり怖がらせようとしているのではないのです。

トマトジュースはたまたま飲んでただけだし、氷枕は沖田くんを看病しようと思って作ってただけだし、ハサミはペットフードの袋を開けるために持ってただけだし、ブキミちゃんは心優しい女の子で、普通の行動をしているだけなのです。


 

かわいい感じの犬に吠えられるブキミちゃん。こういう人いるよね…

普段の行動を見てると優しい子だって事が分かります。まんまちゃんあん


その優しさはマンガ全体からも感じられていて、ブキミちゃんは怖がられてるし避けられてこそいるのですが、誰かに嫌われたりいじめられたりといった場面は全くありません。基本的にぼっち属性のブキミちゃんではありますが暗い雰囲気にはならないので、読んでて楽しい気持ちのままでいられるのです。

 

「あう…」と「っ」みたいな汗かわいい


優しいブキミちゃんになんとか幸せになってもらいたい、報われてほしい、と応援したくなる雰囲気をマンガ全体から感じられる、キャラクター愛に溢れた一冊だと思います。

ドタバタのコメディと初々しい恋愛が読みたい方、誰かを応援し、そして勇気づけられたい方、かわいいネコが見たい方にオススメのマンガです!


 

 
松崎克俊Profile
1983年9月2日生まれ/福岡県出身/現在はピン芸人として活動中/太田プロダクション所属
アニメ・ゲーム・漫画が大好き。二次元女性キャラクターしか愛せないという名言もあり。
 
   バックナンバー





このページをシェアする

関連作品