危うい夜遊びをしていた朔太郎を助けたのは、元同僚でNo.1の売上を誇ったライバル・久慈静。
朔太郎よりも一足早く久慈が退職した際は、きっと輝かしいセカンドキャリアがあるのだろうと羨望の目で見られていた。
しかし、6年ぶりに再会した久慈は、嫌味な性格はそのままだが、気だるげな長髪姿でなぜか翻訳の仕事をしていて――。

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  吾妻　朔太郎（あづま　さくたろう）

  38歳無職。製薬会社でMRとして売上1位を争うほどバリバリと働いていたが、突如退職。姉一家の家に居候中。根は努力家でまじめ。だけど快楽には弱い。
  

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  久慈　静（くじ　しずか）

  38歳。朔太郎と同じ会社に勤めていた元エリート社員。現在は在宅で翻訳業をしている。退職日に朔太郎をうまいこと連れ出しHしたことがある。