【読切】その声に恋して~推し読み聞かせ配信者はいじわるな俺様上司?~
望月桜には3つの顔がある。 一つは普通のOLとしての顔。 二つは兼業作家としての顔。 そして三つ、リスナーとしての顔。 毎週水曜日の夜22時。 それは桜の推し配信者、白兎(はくと)の配信が始まる時間。 いつものごとく週に一度の楽しみにふけった翌日、彼女の前に現れたのは──。 ──推しの声を持った、とんでもなく鬼畜な新しい上司だった……。 「そんなはずない……この鬼畜が白兎さんなわけがない……
望月桜には3つの顔がある。 一つは普通のOLとしての顔。 二つは兼業作家としての顔。 そして三つ、リスナーとしての顔。 毎週水曜日の夜22時。 それは桜の推し配信者、白兎(はくと)の配信が始まる時間。 いつものごとく週に一度の楽しみにふけった翌日、彼女の前に現れたのは──。 ──推しの声を持った、とんでもなく鬼畜な新しい上司だった……。 「そんなはずない……この鬼畜が白兎さんなわけがない……認めてなるものかぁぁぁあああ!!!!!」