【#1】サマー・ボーイ・ブルー

性行為を初恋相手の親に見られて数年後、 ミチルはアルバイトに明け暮れる日々を過ごしていた。 けれどその平穏な生活を壊すように、かつての親友・潤がやってくる。 「嫌ならやめるよ」 初体験の時と同じ台詞を言われて断りきれず 潤がアルバイト先の喫茶店に通うのを許すミチル。 彼こそが初恋相手──ミチルが忘れたい男なのに。 ミチルは大人っぽくなった潤に翻弄される。 (だめだ、だめ、もうこれ以上) そう抵…
性行為を初恋相手の親に見られて数年後、 ミチルはアルバイトに明け暮れる日々を過ごしていた。 けれどその平穏な生活を壊すように、かつての親友・潤がやってくる。 「嫌ならやめるよ」 初体験の時と同じ台詞を言われて断りきれず 潤がアルバイト先の喫茶店に通うのを許すミチル。 彼こそが初恋相手──ミチルが忘れたい男なのに。 ミチルは大人っぽくなった潤に翻弄される。 (だめだ、だめ、もうこれ以上) そう抵抗するのも虚しく、自慰に駆り立てられてしまう。 持て余した思春期と、初恋の再燃と。 心の第二次性徴を描いた若葉色ボーイズラブ。