【第1話】確かに私は、お嫁さんが欲しいと言いました。 ~女装の王子様はお断り!~

異世界召喚され、魔王を倒した私は疲れ果てていた。 王宮に戻った途端に勇者にフラれて邪魔者扱いされ、召喚の儀で付与された有り余る体力を騎士の訓練で消費する日々。 ある日、何か欲しいものはないのかと騎士仲間に問いかけられ、 私は答えた、「お嫁さんが欲しい」と―― そんなの冗談に決まってるでしょう!?


異世界召喚され、魔王を倒した私は疲れ果てていた。 王宮に戻った途端に勇者にフラれて邪魔者扱いされ、召喚の儀で付与された有り余る体力を騎士の訓練で消費する日々。 ある日、何か欲しいものはないのかと騎士仲間に問いかけられ、 私は答えた、「お嫁さんが欲しい」と―― そんなの冗談に決まってるでしょう!?