【妹に婚約者を押しつけられたら、暴君のはずの銀狼陛下が懐いてきました】

妹に国王との婚約を押しつけられ、急遽身代わりとして王宮へ上がった伯爵令嬢アイリ。銀狼の血を引き、ケダモノと噂される国王に身バレは即破滅！？
何とかやり過ごそうとするも、早くも一夜を共にすることになってしまう！
絶体絶命のアイリだったが――
「気持ちいい、もっと撫でてくれ」獰猛なはずの彼がなぜかわんこのように懐いてきた!?どうも『月の聖女』の伝説が関係があるみたいで…

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  アイリ・ベルンシュタイン

  ベルンシュタイン伯爵家の養女。長女であるがゆえに責任感が強く、世話を焼いてしまう性格。なぜか昔から動物に好かれやすい。
  

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  ギルハルト・ヴェーアヴォルフ

  人狼の血を引き、周囲から『銀狼王』と称される若き国王。思慮深く聡明な美丈夫だが、実は誰にも言えない秘密があるようで…？
  

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  クリスティーナ・ベルンシュタイン

  アイリの義理の妹。アイリと顔立ちはそっくりだが華やかで派手好き。
  

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  サイラス・レッチェ

  主席近侍長。常に無表情のため、何を考えているか分かりにくい。ギルハルトとは学生時代からの友人。
  

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  エーファ

  王宮でアイリの世話係を務める侍女。明るく物腰柔らかで、アイリを優しく支える。