カドコミ運営が、解析データからSNSトレンドをキャッチして、今きてるマンガをご紹介する「バズレーダー」。VOL.16は、可愛らしく癒されるピュアストーリーでありながら、読者の創作モチベーションを上げて止まないと話題の『ガラノノガラ』を調査します。
ハンドメイド×推し活のピュアストーリー

ファンシーでかわいらしい総柄シャツを身にまとう大男は、針山豊成(はりやま ほうせい)。なんとこのシャツ、自力で仕立てました。カバやオウム、布にあしらわれたデザインを細部まで眺めてはニマニマと会心の笑みを浮かべます。

実はこのシャツの柄、豊成の推し作家の作品。クリエイターが登録した柄の布を、好きな長さで購入できるWEBサイトで手に入れたものです。
作中に登場する「ガラがらWEB」はフィクションですが、ファブリック通販サイトは実在するサービスであることを知らなった方には、一気に好奇心が掻き立てられる導入です!

この日、外で食事を取ることにした豊成。自分の目つきの悪さ、図体のデカさを兼ねてからコンプレックスと感じてきましたが、お気に入りの総柄シャツに勇気をもらい、今日はおしゃれなカフェに入店!

無事に入店できたと思ったのも束の間。店員におもいっきり水をかけられてしまいます。潔いほどの水のかかり方に言葉も出ません!

「クリーニング代か弁償を…」と必死で謝る店員にも、「大丈夫ですから」と物腰柔らかく諭します。しかし、店員はしばらくすると固まって動かず、どこか様子が変で……。

お詫びにとおまけしてもらったフルーツサンドまでおいしく食べた帰り道。人相の悪さで店員を恐がらせてしまったのかもしれないとカフェでのできごとを反芻していたところ、追いかけてきたのはあの女性店員。さらに「これ 私が作った柄なんです!!」と告げられる、衝撃の展開が待っていました!

シャツはどこで買ったかと聞かれ、「俺が縫ったものでして…」とひとまず受け答えできたところで、目の前に最推し作家がいる事態をやっと冷静に把握した豊成。いつも新作を楽しみにして止まないガラノとの突然の出会いに、動揺を隠す気さえ見られません!

豊成が身にまとう総柄シャツをまじまじと見つめながら、自身のデザインした柄の人気が思うように伸びず、間もなく総柄作家を引退しようとしているという胸の内を思わず吐露するガラノ。
需要があるものを作るのか、作りたいものを作るのか。創作、表現に関わったことのある方であれば身につまされるテーマではないでしょうか。

しかし、ここはガラノを最推し作家と語る豊成、オタク特有の早口でガラノデザインを語ります! 必死で引き留めようとする健気な様子は、見た目とのギャップも相まって可愛いこと極まりありませんので、ぜひ本編を覗いてみてください。以後、ところどころに挟まれる豊成のオタク然とした言動には要注目です!
豊成の推し語りの結果、これまでにガラノの総柄で作った布雑貨を見せるため、来週も2人で会うことに。どこまでも腰の低いガラノに冷静に突っ込む豊成、早くも名コンビ誕生を予感させています。

大好きな作家が引退を考えていることを知り、自分に出来ることはないかひとり考える豊成。
「ガラがらWEB」のランキングを見ながらあることに気が付くと、もう手は止まりません!

見かけで判断され損してきたこと、体格が良いせいで好みの服が買えなかったこと。長年のコンプレックスを受け入れられたのは、ガラノのデザインした総柄で洋服を作るようになってからでした。
ガラノのデザインに救われてきた半生に思いをはせながら、黙々とミシンに向かいます。

ガラノとの再会を約束したその日のこと。サイトのランキングで、ガラノデザインのあの動物園柄が第5位にランクイン! 2人の表情に驚きと喜びが入り混じります。

実はこれ、あの日豊成が夢中で作ったポーチがきっかけ。ガラノ作品の人気がないのではなく、まだ人目に触れていないだけだと考え作ったポーチが、見事話題を呼んだのです。
デザインした柄で実際に布雑貨を作ることで、まだまだ人気を広げられると分かったものの、ガラノは壊滅的に裁縫が苦手で……。

二の足を踏むガラノに、豊成が背中を押す最後の一手! 顔を赤らめながらも、自分が布雑貨を作ることを申し出ます。
次ページ、思いにしっかりと応えるガラノの強いまなざしは必見ですので、本編をぜひご覧ください!

こうして、柄を作る人、その柄を広めるため布雑貨を作る人との協業が始まります。
モノづくりの酸いも甘いも詰め込まれた2人のストーリーは、ピュアそのもの。作る人も、それを受け取る人も感情移入が止まらない本作、ぜひご一読あれ!
癒され、力が沸いてくる 創作活動をする読者から熱い反響!

こちらは本作の著者・ナコ先生(ご自身もファブリック通販サイトで柄デザインを発表されています!)が、Xで試し読みの投稿を行った際のポスト。41万回以上表示、6,900以上の「いいね」が付き話題を呼びました。
さらに、引用リポストでは、総柄への気づきや創作意欲が掻き立てられたといった読者からの感想が並んでいます!

※本記事で紹介しているポストは、ご本人の許諾を得て掲載しています。なお、アイコン画像は掲載上の配慮としてイメージ画像に差し替えています。
2人の純粋で可愛らしいやりとりに癒されながらも、真っすぐ創作に打ち込む姿に言い知れぬほどの力も沸いてくる「ガラノノガラ」は、カドコミWeb・アプリで連載中。モノづくりの苦難も喜びも、きっと優しく包み込んでくれます!


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